(続き)Windows 2008 Server R2 / Windows 2008 Server にTrac Lightningをインストールしてみる

前回の「Windows 2008 Server R2 / Windows 2008 Server にTrac Lightningをインストールしてみる」で書きましたが、ログの書き出し先をWindowsイベントログに設定してもログが書き出されない件ですが、色々わかりましたので追記します。

Trac LightningのSourceForgeにて回避方法を教えていただきました。


チケット #25395: Windows 2008 Server でのTrac Lightningのイベントログ設定について - Trac Lightning - SourceForge.JP


Windows 2008 Serverについては、Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)をインストールすれば問題を回避できるとのことでしたのでテストしたところ、正しくイベントログに書き出されるようになりました!


 一応、私もいろいろテストしていたのですが、Windows Updateを実施して以下の7件の修正プログラムのみ未適用な状態ではダメでしたが修正プログラム適用後にtrac-admin.exeでアップグレードすると「The Python Win32 extensions for NT (service, event logging) appear not to be available.」の表示がなくなり、イベントログにも記録されるようになりました。うーむ、難しい。

.NET Framework 3.5 SP1、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 用セキュリティ更新プログラム (KB2478660)
.NET Framework 3.5 SP1、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 用セキュリティ更新プログラム (KB2518866)
Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 および .NET Framework 3.5 ファミリ更新プログラム (KB951847) x86
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 用セキュリティ更新プログラム、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 向け (KB979910)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 用更新プログラム、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 向け (KB982525)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 用更新プログラム、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 向け (KB982533)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 用セキュリティ更新プログラム (KB2416470)

その後、Windows 2008 Server SP2(64bit)でもテストしましたが、Windows Updateをしたところ解消しました!Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ はx64では問題解消せず。x86もインストールできるみたいなので、こちらだと問題が解消するのかも。未確認です。

R2はWindows Updateを実施してもダメっぽい。Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)はR2向けはないようだし。時間があれば、またテストしてみます。