Windows 2008 Server R2 / Windows 2008 Server にTrac Lightningをインストールしてみる

Windows 2008 Serer R2から、64Bit版のみの提供に変わったわけですが、特に問題ないだろうと思ってTrac Lightning 3.1.1をインストール。特に問題なさそうで、再起動後に既存のTrac Lightning 2.x系のプロジェクトをアップグレードしたところ、以下のメッセージが表示されました。

d:\TracLight\bin>trac-admin.bat d:\TracLight\projects\trac\プロジェクト名 upgrade

d:\TracLight\bin>python.exe "D:\TracLight\python\Scripts\trac-admin-script.py" d:\TracLight\projects\trac\プロジェクト名 upgrade
The Python Win32 extensions for NT (service, event logging) appear not to be available.
Upgrade done.

You may want to upgrade the Trac documentation now by running:

trac-admin d:\TracLight\projects\trac\プロジェクト名 wiki upgrade

d:\TracLight\bin>

イベントビューアを見ると、

"D:\TracLight\python\lib\site-packages\win32\win32api.pyd" のアクティブ化コンテキストの生成に失敗しました。
従属アセンブリ Microsoft.VC90.CRT,processorArchitecture="x86",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",
type="win32",version="9.0.21022.8" が見つかりませんでした。 詳細な診断を行うには sxstrace.exe を実行してください

というエラーもありました。うーむ、64bitの影響なのかなぁと思って、Windows 2008 Server SP2(32bit)にOSを入れ替えて試してみたけど、同じメッセージが。とりあえず、Trac Lightningは動作しているけど、ログの書き出し先をWindowsのイベントログに設定してもログが書き込まれない模様。


むー、検索してみると trac - Python Win32 Extensions not Available? - Stack Overflow という情報が見つかりました。リンクにあった情報を試しましたが、インストールできず。Vistaから発生するみたいですねぇ。困った。

新規プロジェクトの場合はどうなのか確認し忘れましたが、おそらく同じでしょう。

Trac LightningのSourceForgeで質問してみました。

チケット #25395: Windows 2008 Server でのTrac Lightningのイベントログ設定について - Trac Lightning - SourceForge.JP


追記
引き続き調べていると、Microsoft Visual C++ の再頒布可能パッケージの情報を発見。Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージはインストールしたけど、.NET Frameworkはインストールしてなかったので、試してみます。